ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
倒れた時に思いっきり膝をついて、あたしの膝から真っ赤な血が流れ落ちた。
流れ落ちる真っ赤な血を見ながら、なんであたしが、こんな目に合わなきゃあいけないの?と思っていると葵先輩があたしの前にしゃがみ込んで
「翔平に近付くな」と言った。
久々に聞いた、その名前。
ショウヘイ=翔平
あたしの知っている翔平は1人しか居ない。あの日、公園で危ない目にあっていたあたしを助けてくれた翔平。
あたしは急に、なぜか分からないけど翔平に逢いたくなった。でも逢えるハズがない。だって、あたし…翔平の連絡先なんて知らない。
そんな事を考えていると葵先輩はあたしの前髪を掴んで引っ張った。
流れ落ちる真っ赤な血を見ながら、なんであたしが、こんな目に合わなきゃあいけないの?と思っていると葵先輩があたしの前にしゃがみ込んで
「翔平に近付くな」と言った。
久々に聞いた、その名前。
ショウヘイ=翔平
あたしの知っている翔平は1人しか居ない。あの日、公園で危ない目にあっていたあたしを助けてくれた翔平。
あたしは急に、なぜか分からないけど翔平に逢いたくなった。でも逢えるハズがない。だって、あたし…翔平の連絡先なんて知らない。
そんな事を考えていると葵先輩はあたしの前髪を掴んで引っ張った。