ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
とにかく自分の席に着いた。少しして亜矢とサクラが教室に入ってきた。あたしは亜矢達に手をあげて

「亜矢、サクラおはよ……」

「優那っ…」

サクラがあたしの言葉を遮(さえぎ)った。なんだか慌ててる様にも見えるけど

…どうしたんだろ…

亜矢とサクラは、あたしの席までやって来て

「優那、桜蘭の小田切さんって人と付き合ってるって本当なの?」と言うサクラ。

「……へっ?今何て言った?」

「だから優那、小田切さんって人と付き合ってるの?」
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