ワルメン上等★恋したアイツは危険な男

店内を見渡すと、サクラが一生懸命に、下着を選んでた。

ボーっとしてたら、隣に居た亜矢が、あたしに言った。

「優那も見ておいで」と

「……ぅん…‥」

あたしも下着を選びながら、彼氏が出来た時の事を考えながら、何枚か買う事にした。

そんな事を考えながら下着を選んでいると、なんか後ろに気配を感じて振り返ると…亜矢とサクラが、ニヤニヤして立ってた。

亜矢とサクラは、あたしが手に持っていた下着を見て、

「白のレースねぇ～。普通じゃない？」とか

「もっと派手な色もいいじゃない？」とか言うから

「シンプルでいいの－っ」と言ってやった。

だけど、亜矢とサクラのおかげで、あたしは無事に
“大人の（下着）”の仲間入りをする事が出来た。