カタストロフィー
家を出た途端に村人達が駆け寄って来ては「大丈夫だったか」や「守ってくれて有難う」などを言って行った


30分ほど掛ったがようやくティラの家に着いた


ノックをせずに入ったのにティラがユーリに飛びかかってきた

「ユーリッ大丈夫だったか?」

『ッつ…』

「どしたの?」

『これが大丈夫に見えるならお前の目は節穴だな!そこに正座しろバカが!
まず怪我人に飛びかかるな!!』

「はい…」

『次に抱きつくな!傷口に触る』

「大丈夫そうで嬉しくてつい…」

『最後に、うるせぇ』

「はい…って最後何か違う!うるせぇとか無いよ!?」

『黙れあほ』

「あ、あの…」

『あ、そうそう』
ボコ
ゴス

「いってぇ何で!?」

『何か殴らなきゃって思って』

「ぇぇぇぇ」

「あのっ!!」

「『ん?』」

「あ〜そういえば居たっけ?」

『誰…だっけ?名前忘れたや』

「え〜っと確かアルゼ・ルート・ルクスさんだったよ」

『あ゙〜そういえばそうだったなぁ…ルクスさんを探してるんだったね?』
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