カタストロフィー
パンパンと手を叩きながら二人の間にザクロは入った
そして


「もーそろそろお話を始めないと、あのオジサンがキレちゃうよ?」

と部屋の隅の方に居る男を指した

『誰だあのジジイ?』

「ジ…ジジイではないんですケド私……まだ30歳なんですケド」

「『老けて見える』」

「老けて見えるとかは思っても口に出さない方が……」

「もういいよ、おじさん…で」
(このガキ共)

「今更なんだけど依頼ってなぁに?」

『お前が代わりに行ってくれるのか?』

「ユーリに来るぐらいの依頼だよ…?ムリ!!」

「アハハ、ティラに頼む位なら自分でやるよ〜」

「あはは……ひどっ」

『ザクロのゆーとーりだな』

「あの…話ずれてますよ?」

『つか、あんた馴染みすぎだな(笑』


「ハァ……だから話ずれてますって…」

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