カタストロフィー
「居ても居なくても変わらないとかさっきから酷いよね、もーいいよ……」

もういいとか言っていながら「アホォォォォォ」と叫びながら町に帰って行った。

と思ったら
数十分後、あと少し行ったら最奥地に着くという所でティラが俺の所に猛ダッシュで走って来た



「お前の、ハァハァ、ッ家がハァ、分解?解体?破壊?
とりあえず壊れてた!!」

『とうとう頭壊れたか?』

ふざけてあきれたように言ったんだが、ティラはいたって真剣に返してきた。

「壊れてねぇよ!良いから早く来いッ!!」

『はぁ?』
(意味が分からん…アイツの所には明日行くか…)

そう思いながら連れてかれるがまま町まで連れて行かれた。
町の…いや俺の家の様子なんて想像しないままに……






『なッ、なんじゃこりゃぁぁぁぁ!』
俺の家が何か凹んでますよ?何で?意味が分からん!

目の前にあるのはただの瓦礫の山、否少しは家の原形を留めてはいる

『家の中は!?』

「おいッ!危ないぞ!」

俺にこんな今にも崩れそうな所に住めと?
ホントに意味が分からん……

『ん?何か居る………俺の家を壊した奴か?』

まぁどうでもいいから家を元に戻してくれ!頼むからさぁ!!
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