だいきらい…。 だけど…好き。



“このクラス…楽しくない。

皆笑ってんのはどうせニセ笑い”

そんな事を考えながらひとりで

空を見上げていたあざみだった。


“あの時…あざみが空を見上げて
ながったら…

あんたとも一年話さす

   に終わってたかもね…”


あざみが空を見上げている隣に

ある男子が来て話しかけてきた。

「おい、お前…そんなに空見んの
    きなわけ!?」


その時…あざみは

その男子が言った言葉を無視した

…そしたら、その男子が、

“おい、聞いてんのか?”

と言いながら

あざみの顔の前で

手を振って、きずかせようとして
いる。


…はぁ。なんかウケるヤツ。


ちょでと 可哀想すぎるから…
答えてやるかぁ…。


「好きだよ。ウチはね…。」

そっけなくいってみた…





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