だいきらい…。 だけど…好き。





――――その数秒後…

「えっっ!?いつから好きなの
…?俺の事」

照れながら答える男子の顔を見て

…つい笑いが出てしまった


―――お前の事なんか好きって

言ってないから…

ってか…どんだけ《思い込み》激

しいワケ―?

「あんたなんか好きになった覚え
ないけど…ってか空の話してたん
だけどウチは…」


「…あっっ!!そうだったっけか
『好き』とか言われて…つぃ――
ビックリしちゃって…
ゴメン…俺の勘違いかぁ…?!」

「…うん。普通に考えておかしい
でしょ――今日が初めて会ったの
に…今日好きになるって…」


「―――そうなぁ?俺はあるょ」

「別に、聞いてないから…」


だって興味ないもん…

あんたなんかに―――――


「あっっ!!でも…10秒前位に

振られた…」


ってか…告白してないじゃん?


「へぇ―残念ですね?」


あぁ―…どーでもいぃ


「うん。ショックだった―

好きなのに」


…何言ってんの?こいつは――




< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop