だいきらい…。 だけど…好き。
――――その数秒後…
「えっっ!?いつから好きなの
…?俺の事」
照れながら答える男子の顔を見て
…つい笑いが出てしまった
―――お前の事なんか好きって
言ってないから…
ってか…どんだけ《思い込み》激
しいワケ―?
「あんたなんか好きになった覚え
ないけど…ってか空の話してたん
だけどウチは…」
「…あっっ!!そうだったっけか
『好き』とか言われて…つぃ――
ビックリしちゃって…
ゴメン…俺の勘違いかぁ…?!」
「…うん。普通に考えておかしい
でしょ――今日が初めて会ったの
に…今日好きになるって…」
「―――そうなぁ?俺はあるょ」
「別に、聞いてないから…」
だって興味ないもん…
あんたなんかに―――――
「あっっ!!でも…10秒前位に
振られた…」
ってか…告白してないじゃん?
「へぇ―残念ですね?」
あぁ―…どーでもいぃ
「うん。ショックだった―
好きなのに」
…何言ってんの?こいつは――