幼なじみ…
僕の家は中学校から約20分ほど歩いた距離にある。
家は築30年
淡いピンクの壁に茶色い屋根
至って普通の二階建て
二階の六畳ある僕の部屋
部屋の窓を開けると木造のベランダに続いている
そのベランダに立ってみると
隣の家の窓が手の届く位置にあったりする。
なんでわざわざこんな近くによって家建てるかな~?
いくら住宅地で土地が狭いからといって…
まぁ、僕が生まれる前に建ったんだから何を言っても意味ないけど…
更に言えば人の土地なんだから最初から口出しなんか出来るはずがないか。
そんな意味のないことを
そのベランダで考えていると
ふと正面の窓のカーテンが開いてすぐさま窓が開かれた
どうやら部屋の主が帰って来たようだ
そこには
見知った姿が現れた。
「あっ…いさむ…」
そう声をかけてきたのは勿論、隣に住む幼なじみの
ひとみちゃんだった
目と目がしっかりと合ってしまった。
「…あっ…こんにちは、長坂さん…」
少しうろたえながらも僕はそう返事を返した。
「…うん…こんにちは……」
ひとみちゃんも
少し間をおいて返事を返してきた。
「………」
「………」
話すことがない
いや、
話しかけれないのだろう
僕は今
気まずい状況にいた
家は築30年
淡いピンクの壁に茶色い屋根
至って普通の二階建て
二階の六畳ある僕の部屋
部屋の窓を開けると木造のベランダに続いている
そのベランダに立ってみると
隣の家の窓が手の届く位置にあったりする。
なんでわざわざこんな近くによって家建てるかな~?
いくら住宅地で土地が狭いからといって…
まぁ、僕が生まれる前に建ったんだから何を言っても意味ないけど…
更に言えば人の土地なんだから最初から口出しなんか出来るはずがないか。
そんな意味のないことを
そのベランダで考えていると
ふと正面の窓のカーテンが開いてすぐさま窓が開かれた
どうやら部屋の主が帰って来たようだ
そこには
見知った姿が現れた。
「あっ…いさむ…」
そう声をかけてきたのは勿論、隣に住む幼なじみの
ひとみちゃんだった
目と目がしっかりと合ってしまった。
「…あっ…こんにちは、長坂さん…」
少しうろたえながらも僕はそう返事を返した。
「…うん…こんにちは……」
ひとみちゃんも
少し間をおいて返事を返してきた。
「………」
「………」
話すことがない
いや、
話しかけれないのだろう
僕は今
気まずい状況にいた