やっぱり君が…


なんとなく毎日が

明るくなった事覚えてる



「俺、お前と出会って明るくなったもんな」


そう言ってたかは、優しく微笑む。



ただ会いたくて そばにいたくて

他に何もいらなくて

もうすぐ会える 落ち着きなくす

そんな気持ちにさせるから



「お前は俺を、そんな気持ちにさせてるんだよ」



たかひろはそのまま続いて歌った。


あたしは要約、たかひろの事が少しわかった気分だった。



歌が終わり、たかひろはあたしの手を引いて「帰るか?」と言った。


あたしは「うん」と答えた。



そしてたかひろの顔が近づいた。


そのままあたし達は、キスをした…。



「冬華、顔真っ赤だぜ?」


「んなっ!…悪かったわね」


「そこが可愛いんだけどな」


「…!!」


「はははっ」



そしてあたし達は、手を繋いで帰った。
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