やっぱり君が…
その頃のあたしは、まさかこんな事になるなんて思ってもいなかった。
―翌日
「サーナー!!部活いっくぞぉ!!」
「ふぅー、待ってよぉ」
「あははっ!遅すぎるし!靴箱先に言ってるよ★」
「はーい」
サナを置いて、あたしは先に行った。
「冬華」
「んあ?」
あ、かいちょーさんだ。
「シュウタ見なかった?」
「見てないけど…。見たら教えるね♪」
「おぅ。ありがと。んじゃ」
「じゃーね」
シュンタは、生徒会の書記長、男子バスケ部のキャプテン。
顔立ちが良く、カッコイイけど、好きまではみんないかない。
さっきの人は、ショウキ ダイ。
我学校の、生徒会長と、全国にも通用する、野球部のキャプテンなのさ♪
そして歩いて体育館に向かう。
「あっれー、シュウタいないの?」
「いないねー。もー少し経ったらくるんじゃない?」
「そーだねー」
「待ってるか、あ!シュウタ!」