やっぱり君が…

そう言っているまさきに、シュウタが来た。



「シュータ!シュータァ!」


「何?冬華先輩、シュウタ先輩が好きなんですか?」



リョウタが言ってくる。


んなわけないじゃん!!



「違う!!ショーキが探してたよ!」


「あ、はいはい」



そう言ってシュウタはその場をさった。



「あ、もしかして、ショーキ君が好きなんだ」


「違う!!」


「じゃ、アイバ君?」


「絶対違う」


「なんで?」


「無理だから」


「整理的に無理?」


「無理」


「言っとこ、アイバ君に」



ちょ、何よそれ!


リョウタ、余計なことしすぎよ!



「リョウタ!!!」



そう叫んで、リョウタを止める。


その時、気づかなかった。
< 45 / 60 >

この作品をシェア

pagetop