恋する女の子
気持ち

自分の気持ち

クラス会から1週間たった。

あたしはあの日以来竜也くんとはあまり話せないでいた。

話したいなぁ〜

待って、話したい?

なんで?

別に話せなくったっていいじゃん!

「…っ…のり!美乃里!?」

「……へっ?」

「へじゃないよ〜
さっきからずっと上の空って感じだったよ?」

「あーごめんね。」

「もう、ホントだよ〜」

好美は大きい声であたしに言った人。

本当に朝から元気だなぁ。

「でねでね、美乃里に聞きたいことあるんだけど!」

好美は授業中のことを忘れているのかテンポよく話す。

「あのさ、彼氏ができたらどうすればいいの?」

「はい?」

一応、声を抑えて言う。

一緒に授業を受けている男子がどうしたんだよ?的な感じで気にしている。

「美乃里はさっ、彼氏いたことあるでしょ?」

「まぁ……」

「だからそんな美乃里に相談♪」

「1つ言っていい?」

「あたし1人しかつき合ったことない」

「えっ?!」

やっぱり、みんな驚くんだ?
まぁ、慣れたけどさ。
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