禁断ゲーム


考え込んでいたら



あたしを包んでいた竜也君がいなくなっていた。




「竜也、近すぎ」



「やだなー大雅。妬いてるの?」






おぉ?!


見えない光線がバチバチいってるよ?






あ、でも大雅君の顔赤くて可愛いかも…



じゃなくって!!



寮のこと聞かなきゃ。



『この寮は?』



「クラウンだよ。1番頭がいい…のかな?」




省ちゃんの笑顔が知的に見える。





鏡に映ったあたしの顔は…

どうみても、知的なんて言えない





…あたし、場違いだぁー
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