禁断ゲーム



視線を泳がせていると



顎を捕らえられた。



「何視線泳がせてんの?」



『泳がせてないもん』



「嘘。言わないと・・・お仕置きしちゃうよ?」




口端だけ上げて、ニヤリと笑う大雅君・・・



こ・・・怖いって!



お仕置きとか響きが怖い。




『こら、大雅』



「母さん・・・いたんだ?」



『いたわよ、失礼ね』





お母さんがいたせいか、ぱっとあたしを解放してくれた



すっごく緊張したぁ・・・



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