禁断ゲーム


残されたあたしと大雅君は




顔を見合わせたけど




カメラマンさんが始めるよと言ったから





指示された場所に立つことにした。






「なんか、ごめん」



『へ?なんで?』



「母さんのわがままにつき合わせて」





立ち位置に並びながら



大雅君があたしに話しかけてくれた。


< 209 / 297 >

この作品をシェア

pagetop