禁断ゲーム


ボーっとしていたら



いつの間にか、あたしの目の前に男の子が数人立っていた。






ベンチに座りたいのかなと思って、立とうとしたら




いきなり声をかけられた。



「ね、君あの写真の子でしょ?」




そういって、チャラそうな男の子の中の1人が指したのはあのでっかい幕。




嘘、つく必要もないよね。



『そうですけど』



「へぇー。写真より現物のほうが可愛いじゃん」




眉が無い男の子があたしをまじまじと見る。




なんなんだろう、この人たち?
< 241 / 297 >

この作品をシェア

pagetop