禁断ゲーム
『そ・・・そんなことより、お風呂入らなきゃ!』
「そんなに俺と離れたいの?」
『そんなんじゃ・・・ないけどぉ・・・』
耳元で囁かないでくださいぃ・・・
しかも、極甘な声で。
あたしの体温上昇がとまんない。
「じゃあ、このままね」
『・・・風邪ひいちゃうよ?』
「そしたら、瑠菜に看病してもらうし」
ぜひ、いたします!
・・・じゃない。
とにかくこの状況にあたしの心がついていかなくって困る。