禁断ゲーム
「でも、省吾さんにべったりでショック受けた」
『あれは・・・しょうがないじゃん』
結構人見知りしてたんです!
知らない人と話しちゃだめって、言われたもん!
「でも、笑顔見せてくれたときは嬉しかったけど」
昔を思い出しているのか
すこし上を向いている彼。
「その笑顔が忘れられなかった・・・そして、数年後にまた会えた」
『あたしが寮母で来たから?』
「そ。長い間、待ってた。この日が来るのを」
そういって、彼はあたしを優しく抱きしめる。
「好きだ・・・・瑠菜」