OTOGI Rock'n'rool
男子高の校門前
それはもう、たくさんの男の人たちが出てくる
私はひたすら、真崎くんが出てくるのを待った。
「…で、なんでうちまでついてくことになってんの」
腕を組みながらかっちがめんどくさそうに呟いた。
「だって沙穂たちバイトだっていうし…でも一人じゃ恥ずかしいもん」
「だから暇人なうちを誘ったってわけか」
「今度なんかオゴるから!ねっ!!」
そういうとかっちは頷いた。
「…パフェが食べたい」
「うん!パフェね!!」