OTOGI Rock'n'rool
 


男子高の校門前

それはもう、たくさんの男の人たちが出てくる

私はひたすら、真崎くんが出てくるのを待った。



「…で、なんでうちまでついてくことになってんの」



腕を組みながらかっちがめんどくさそうに呟いた。



「だって沙穂たちバイトだっていうし…でも一人じゃ恥ずかしいもん」

「だから暇人なうちを誘ったってわけか」

「今度なんかオゴるから!ねっ!!」



そういうとかっちは頷いた。



「…パフェが食べたい」

「うん!パフェね!!」



< 17 / 166 >

この作品をシェア

pagetop