OTOGI Rock'n'rool
 


「あ、いや、笑うつもりじゃ…ごめっ…」

「いいよ別に。
ただ、そのあだ名で呼ぶのはナシだから」

「えっ?」



かっちの突然の意味不明発言に、坊主の人は頭に?マークをいっぱい浮かべている。

…始まった、かっちの妄想


「だから、うち今からかき氷食べようとしてたじゃん?しかもブルーハワイ。
それで"青さん"とか呼ばれたら困るから、ダサいし。」

「「……………」」



なんか…

うん。

こういう時、志乃たちなら的確にツッコんだり出来るんだろうけど、わたしにはそんな技術もなくて…



「あっ、そうだ!
体育館行きたいなっ」



話を流すことしか、出来なかった。



「あぁ、うん!行く?体育館」

「え!?マジで行くの!!?」



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