OTOGI Rock'n'rool
 


「マジ後悔しても知らねーよ?」

「お前なぁ…」



必死に止めようとする男の人に、呆れたような坊主の人



「うちは行かない、かき氷食べる。」



そして、どこまでもマイペースなかっち。



「ぶっ…!よしっ、じゃあアンタは俺がかき氷屋に連れてってやるよ」



男の人は笑いながらかっちに言った。



「じゃあ、そっちの子は俺に着いて来て」



坊主の人はわたしに向かって言った。



「じゃあかっち、後でね!」

「ん、かき氷食べたら行く」



そうしてわたしは、坊主の人に案内されながら、体育館に向かった。



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