OTOGI Rock'n'rool
確かに、堂々とSOS送ってるよね。
だって、"俺には真崎くんを止められない"って、言ってる訳だし。
でも、一体二人に何が…?
「やはり、悪の組織が絡んでいたか…奴の羽振りの良さ、なにか裏の仕事に関わって大金を得ているに違いないと前から薄々感付いてはいたが…」
「真崎くん、怪我とかしてたらどうしようっ」
妄想をヒートアップさせるかっちと、真崎くんのことが気になる私
「なんかあんたら、会話噛み合ってるようで噛み合ってねーよ」
沙穂がそれを的確にツッコんでくれた。
「ねぇ、あれっ」
「やばーい!」
「わっ、ねぇちょっと!」
私たちが話している間は気づかなかったけれど、みんながなぜか窓の方に集まっている。
「あれ、みんなどうしたの?」
「ついにここまで攻めてきたか…悪のそ「はいはいっ、もーいいから」