機動装甲FINAL
真紅郎
スクランブルがかかったのは、まさに突然の事だった。
「ソルジャーMk―Ⅱ、白金茜、出るわ!」
カタパルトデッキから飛び立つMk―Ⅱをモニター越しに見つつ、俺はオーディンの右マニュピレーターに高出力ビームランチャー『グングニル』を構えさせる。
宙域に出ているのは40機以上ものコンロット社の機体だった。
CAM-001 ドラグーン。
コンロット社が国連軍の次期主力AM候補として開発した量産機。
その機体と、モスグリーンの機体が宇宙空間で交錯している。
ゴーグル状の眼を持つ国連軍の主力機。
AM-001 ソルジャー。
やがてはAM-001C ソルジャーカスタムに移行する予定ではあるものの、まだまだどこの部隊でもこの量産機に頼っている状況だった。
性能だけで言えば、ソルジャーではドラグーンには敵わない。
ましてやコンロットの部隊のエース級…傭兵部隊の搭乗機はワンランク上のCAM-001C ドラグーンアサルトカスタム。
数に頼っただけの国連軍AM部隊では、苦戦は致し方ないと言えた。
「ソルジャーMk―Ⅱ、白金茜、出るわ!」
カタパルトデッキから飛び立つMk―Ⅱをモニター越しに見つつ、俺はオーディンの右マニュピレーターに高出力ビームランチャー『グングニル』を構えさせる。
宙域に出ているのは40機以上ものコンロット社の機体だった。
CAM-001 ドラグーン。
コンロット社が国連軍の次期主力AM候補として開発した量産機。
その機体と、モスグリーンの機体が宇宙空間で交錯している。
ゴーグル状の眼を持つ国連軍の主力機。
AM-001 ソルジャー。
やがてはAM-001C ソルジャーカスタムに移行する予定ではあるものの、まだまだどこの部隊でもこの量産機に頼っている状況だった。
性能だけで言えば、ソルジャーではドラグーンには敵わない。
ましてやコンロットの部隊のエース級…傭兵部隊の搭乗機はワンランク上のCAM-001C ドラグーンアサルトカスタム。
数に頼っただけの国連軍AM部隊では、苦戦は致し方ないと言えた。