3月10日
出会い
中1の時。
初めて智成と話した。
ちーちゃんと智成は
同じクラスで、6組。
私は2組だった。
6組の掃除場所は
体育館の前にある小さな階段で、私は体育館の中だった。
掃除が始まる音楽が流れた。
「やばい!遅れる!」
私は急いでその小さな階段を
駆け上がろうとした。
けれど、ちーちゃんが
いたから少し話そうと思い、
立ち止まった。その時、
「でか。」
低い声が下から聞こえた。
それが、智成だった。
顔は可愛いくせに、
声がとても低く、そして
“うざい”が第一印象だった。
その一言にむかついて、逆に
「ちび!」
と言い返してしまった。
この時、出会わなかったら
今の私たちはなかった
かもしれない………
初めて智成と話した。
ちーちゃんと智成は
同じクラスで、6組。
私は2組だった。
6組の掃除場所は
体育館の前にある小さな階段で、私は体育館の中だった。
掃除が始まる音楽が流れた。
「やばい!遅れる!」
私は急いでその小さな階段を
駆け上がろうとした。
けれど、ちーちゃんが
いたから少し話そうと思い、
立ち止まった。その時、
「でか。」
低い声が下から聞こえた。
それが、智成だった。
顔は可愛いくせに、
声がとても低く、そして
“うざい”が第一印象だった。
その一言にむかついて、逆に
「ちび!」
と言い返してしまった。
この時、出会わなかったら
今の私たちはなかった
かもしれない………