ひみつ
「私…




ゴメンなさい…。





あなたに言われて…気付いたわ。



バカだった…よね。



……もう何もしない。




本当にゴメンなさい。




でも…好きな人…出来たんでしょ?



だれ…???」





二階堂は本気で謝ってる(ように見えた)。




俺はもう彼女は大丈夫だと思い再び歩き出した。




そして軽く振り向いてこう言った。







「好きなヤツに一番に好きって言いたいんだよ。



お前なんかに言えねーよっ。」











―彼女は微笑んだ。

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