ひみつ

一瞬だけ




ためらった。




けど、やっぱ止めれなかった。





梨里の腕を掴んでいた。






それで…






俺は梨里に告白してた。





自分でも何言ったか、したか、覚えてないくらい。





それぐらい、本能的だったんだ。






でも言えてすっきりした。





梨里は







梨里はコクンと頷いてくれた。










俺の「ひみつ」はもう、梨里に託されたんだ―
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