恋い≒病い
いつもからでは考えられないような私に表情に、赤石駿平は首を傾げる。

「えっと…、これなんだけど。」

「あ、ああ。これね。処理しておく。」

赤石駿平から書類をさっさと受け取ると、すぐにパソコンに向き直った。

ありえない…。
何考えてんだろう。

ドキドキと煩い心臓に手を当て、ぎゅっと目を瞑った。


……欲求不満なんだろうか…。



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