遥か遠く
入ってきたのは大学の友達。萌香という女の子。
「…おー、萌香」
窓の外は真っ暗で何も見えなかった。
ただ、外にある街灯がぼんやりと光っているだけ。
店長に休憩をもらい、萌香と一緒に外に出た。
「ごめんね…こんな時間に」
萌香は申し訳なさそうに呟いた。
「ううん、大丈夫!」
「なら良かったぁ。というより、ここのコンビニってイケメン店員多いんだね!黒髪でピアスのひともかっこよかったし、茶髪のひともかっこよかった」
萌香が言っているのはまさしく阪野と竜也のことだ。
阪野のことを言われ、胸をわしづかみにされたような気持ちになった。
私は萌香に缶コーヒーを手渡した。
今の季節は冬。
この頃、陽が落ちるのが早くなってきた。
まだ7時というのに、真っ暗なのだ。
「…おー、萌香」
窓の外は真っ暗で何も見えなかった。
ただ、外にある街灯がぼんやりと光っているだけ。
店長に休憩をもらい、萌香と一緒に外に出た。
「ごめんね…こんな時間に」
萌香は申し訳なさそうに呟いた。
「ううん、大丈夫!」
「なら良かったぁ。というより、ここのコンビニってイケメン店員多いんだね!黒髪でピアスのひともかっこよかったし、茶髪のひともかっこよかった」
萌香が言っているのはまさしく阪野と竜也のことだ。
阪野のことを言われ、胸をわしづかみにされたような気持ちになった。
私は萌香に缶コーヒーを手渡した。
今の季節は冬。
この頃、陽が落ちるのが早くなってきた。
まだ7時というのに、真っ暗なのだ。