ごめん、今キスしたい

 「ごめん、待った?」
 「ううん、大丈夫」

と着いたのは1時20分ですこし遅れた俺

奈帆の顔を見ると

 「どした?」

と目元に涙の後

 「あ…朝ね?…知依くんから電話来たんだ…」
 「えっ…」
 「私二股掛けられてたんだ…知ってたんでしょ?」

と俺を真っ直ぐ見てくる奈帆

 「なんで?知ってて……からかってたんでしょ?私のバカさ加減を…」




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