大好きな気持ち
「本当にありがと☆次は…ん-と、1年生の大縄飛びだよ★この中に1年生いない??」
「行ってきます!!」
「頑張ってね★」
「はい!!」
私は笑顔で見送った。
でも、この笑顔が後に彼女を苦しめることになるなんて思いもしなかった。
「凜さんズルいですよ-!!あの子まだ1年生なんですよ??笑顔を見せるなんて…」
「そんな…学年なんて関係ないよ…」
この言葉が更に彼女を苦しめると言うことをもうすぐ知ることになる。
その後私は自分の席に戻って玲と話してた。
だけど、まだファンクラブの子は集まったまま散らばろうとしない…
それに、みんな怖い顔をしてる…
なんか嫌な予感…
私の嫌な予感は結構当たるから怖いよ…
その嫌な予感を打ち消すように玲の話に耳を傾けた。
それからも、競技は順調に進んでいき、次はクラスカラー対抗リレーになった。
私と玲は早めに並びに行った。
すると、2年3組のファンクラブの子達が騒ぎだして少し大変だった…