大好きな気持ち


そんな私の行動にビックリしながらも照れてた。


なんか幸せだな…こういうの。


「凜さ-ん!!」


後ろから後輩たちと一緒にファンクラブの子達が猛ダッシュで走ってきた。


「な…なに?」


「龍斗さんと戻ったんですね!!よかった-…久しぶりに凜さんの笑顔も見れたし。」


え?私笑ってたよね?久しぶりってどういう事??


「龍斗さん待ってますよ!じゃぁ私たちはこれで…」


嵐のように去っていった。


それでも私の頭の中ははてなマークでいっぱいだった。


「凜、俺と別れてから笑顔がひきつってたんだよ。ファンクラブの子達もそこまで見てるとか恐るべしだな(笑)」


私ちゃんと笑ってたつもりだったんだけどな…


「ま、俺のせいか…」


ちょっと落ち込んでしまった…


「大丈夫だよ!今はちゃんと笑えてるんだから!」


「ありがと。」


そう言って私の頭をポンポンって優しく叩いてくれた。


この仕草好きだな…


Mなわけじゃないんだよ?


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