大好きな気持ち


ピンポ-ン♪


「行ってきまぁす!」


「行ってらっしゃい!気をつけてね!」


「はぁい!」


玄関を出ると、いつもの場所に龍斗君が立ってた。


「おはよ!」


小走りで龍斗君のところへ駆け寄った。


「おはよ-!」


眠そう…


「あれからすぐ寝れた?」


あまりにも眠そうだったから聞いてみた。


「いや。あれから1時間は寝れなかった…」


「そうなんだ…大丈夫?」


「いつものことだから…」


「そぉなんだ…大変だね…」


「大変だけど、あいつらの寝顔見てたら疲れなんて忘れられんだよ。」


うわぁ…


ぱぱみたい…


将来絶対いぃぱぱになると思う…


そんな話をしていると学校についたから、


「じゃぁまた後で!頑張ってね!」


「おう!」


それから約1時間の朝練を終えて、下駄箱に向かうと今日は寝ないで待っててくれてた。


「じゃぁ、行くか!」


「うん!」


そう言って、手を繋いで教室に向かった。


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