大好きな気持ち


どっちが上でどっちが下??


バタン!


行っちゃった…


「じゃぁちょっと着いてきて」


そう言うととなりの部屋に入っていってしまった…


私もとなりの部屋に入ると、布団が2つ敷いてあった。


タオルケットをかけられてお昼寝をしてるみたい…


もうお昼寝の時間じゃないけどね…


そんなことを思っていると、私が見てた子の向こう側の子が泣き出した。


私がビックリしてると龍斗君がヒョイっと抱き上げた。


ちっちゃ-い…


「こいつが美華。今6ヶ月。」


え-…


ママ仕事に戻るの早すぎだよ…


って言うか龍斗君が抱っこしてもなかなか泣き止まない…


「私抱っこしてもいぃ??」


龍斗君は、はいって美華ちゃんを私の腕に乗せた。


すると、一瞬で泣き止んだ。


ビックリして、龍斗君の方を見ると龍斗君もビックリしてた。


でも、その後2人で顔を見合せて笑った。


「俺が抱っこしてもいつもなかなか泣き止まないんだよ…なのに凜は一瞬で泣き止ますとか…お母さんよりスゴいかも(笑)」


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