大好きな気持ち


私はドアを開けて部屋に入った。


きれいに片付けられててオシャレな部屋だった。


余計なものは置いてない感じ…


「さっきはごめんね??私は龍斗君の彼女だよ!だからそんなに落ち込まないで。」


「本当か?まじで焦ったし…」


「秀斗君まだ保育園児なのに…」


「そんなこと関係ない…こいつも男だ。」


男って…


大丈夫だよ…


「私が好きなのは龍斗君だけだから!」


言った後に気づいたけど、今私すっごい恥ずかしいこと言わなかった??


そこに反応しないことを願ってみたけど、やっぱり無理だったみたい…


「今日は素直なんだ…」


意味深な笑みを浮かべて、近づいてきた。


すると、いきなり美華ちゃんが泣き出した。


ナイスタイミング!!


「ちっ!」


舌打ちしている龍斗君を笑いながら私は美華ちゃんをあやした。


でも、泣き止んだのに今度は寝てくれない…


「ミルクかおむつかも…」


おしりを匂ってみたけど、臭くない…


ミルクかな??


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