大好きな気持ち


龍斗君の言葉に照れながらも、秀斗君にお礼を言って抱き締めた。


この時秀斗君が龍斗君を見て笑ったのを私は知らなかった…


「くそっ!」


龍斗君は無理矢理私から秀斗君を引き剥がした。


「なんで??」


「別に…」


寝てしまった美華ちゃんを抱いて子供部屋と思われる2人が寝ていた部屋に入って行った。


ふと時計を見ると7時30分を指していて、


「ヤバッ」


っと思った私は秀斗君に


「じゃぁおねぇちゃん帰るから龍斗君とままによろしくね。」


「帰っちゃやだ!!」


わがままを言う秀斗君もすっごくかわいぃ…


でも、帰らなきゃ…


「明日もまた来るよ?龍斗君のお手伝いしてあげてね!」


「わかった!!じゃぁね!ばいばい!」


ニッコリ笑った顔が龍斗君に似ていた。


龍斗君の家を出ると走って家に帰った。


家が近くでよかった…


「ただいまぁ!!遅くなっちゃってごめんね…」


「大丈夫よ?龍斗君の兄弟可愛かった??」


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