大好きな気持ち
そういえば、龍斗君ままは仕事で居ないんだから当たり前か…
「わりぃな…」
そう言って龍斗君が美華ちゃんを抱いて帰ってきた。
明日休みだから布団も持ってる…
龍斗君手がいっぱいいっぱいだ(笑)
私の荷物と美華ちゃんと2人分の布団と自分のスクールバッグ
「私荷物持つよ?」
「いぃって!」
「大丈夫だよ!荷物ぐらい自分のなんだから…」
「わかったよ…」
龍斗君は私にかばんを返してくれた。
すると美華ちゃんが泣き出した。
さりげなく龍斗君が美華ちゃんを私に渡してきた。
でも、嫌じゃないから泣き止むまであやした。
「凜が抱っこした方がすぐ泣き止むからな…」
ちょっとすねたように言う龍斗君がかわいくて仕方ない
いつの間にか龍斗君と私の間に秀斗君が入ってきてて龍斗君の手と私の服の裾をつかんで歩いてた
あっという間に龍斗君の家に着いて、秀斗君が走り出した。
「はい!」
背伸びして首にかけてある鍵で鍵を開けて、重そうなドアを頑張って開けてこっちを見てる。