大好きな気持ち
こういうさりげない優しさはやっぱり龍斗君に似てる…
「ありがと♪」
にっこり笑って中に入る
「お邪魔しまーす」
美華ちゃんが泣き止んで寝てしまったから起きないようにそ-っとあいさつした
龍斗君と秀斗君が入ってきて次に子供部屋のドアを開けてくれた。
私は美華ちゃんをそーっとベビーベッドに寝かせて、龍斗君たちが待つリビングに向かった。
だいたいどこにどの部屋があるのかわかった
「ありがとな。荷物どうする?
俺の部屋?
子供部屋?」
私は秀斗君や美華ちゃんと一緒に寝たかったから、
「子供部屋がいぃな…」
ってボソッと呟いた
龍斗君は少し残念そうな顔をしてたけど、私の目的を忘れちゃいけない…
「じゃぁ荷物置いてきて」
そう言われて子供部屋に荷物を置きに行った
美華ちゃんのスースー寝息を立てて眠る姿がとても可愛くて儚げで愛しくなった
自分の子だともっとかわいぃのかな??
としばらく美華ちゃんを見つめていた。