大好きな気持ち


飲み終えるとさっきまで寝ていたはずの秀斗君がバスタオルを持って駆け寄ってきた。


「はい!」


笑顔で上目遣いの秀斗君が可愛くて仕方ない


「ありがと!」


秀斗君からバスタオルを受け取って肩にかけ美華ちゃんをげっぷさせるために背中をポンポン叩いた。


「凜絶対いぃままになるよ…」


龍斗君がボソッと言ったのを私は聞き逃さなかった…


「龍斗君だって絶対いぃぱぱになるよ!」


「ぼくはいぃおにいちゃんになる!」


秀斗君まで入ってきてそんな会話をしていることが楽しかった。


「美華ちゃんもげっぷしたし、ご飯食べよっか?」


「「うん!」」


元気のいぃ返事が帰ってきたところで席についた。


私のとなりにはちゃっかり秀斗君が座ってる。


「お前はこっちだろ!」


と龍斗君が言ってるにも関わらず、


「ぼくおねえちゃんのとなりがいぃもん!」


龍斗君はあきれた様子で秀斗君を見ていた


「「「いただきます!」」」


みんなできちんと言ってからご飯を食べ始めた。


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