大好きな気持ち
そう言って笑う龍斗君はさっきまでの表情とは全然違った
それから二人で笑いあった
私たちにはそれで十分だった
「じゃぁ寝るか!」
龍斗君がそう言って自分の部屋に行った
私も慌てて階段を上ろうとしたけど美華ちゃんと秀斗君が起きないようにそぉっとあがった
龍斗君の部屋に着くとベッドの下に布団が敷いてあった。
龍斗君はベッドに入ってすでに寝てしまってた…
早くない??
30秒もたってないよ?
疲れてたのかな?
私も布団に入り電気を消して眠りについた。
「??」
美華ちゃんの鳴き声で私は目が覚めた
龍斗君は気づいてないみたいだけどそぉっと部屋を出て子供部屋に行った
秀斗君を踏まないように気を付けながら美華ちゃんのベッドに近づき美華ちゃんを抱き上げた
なかなか泣き止んでくれないから、オムツを確認したけど用は足してなかった
ミルクか!と思い、美華ちゃんを抱いたままリビングでミルクを作った。
人肌くらいのたいおんになったら…
って龍斗君が言ってたのを思い出して人肌の温度くらいまで冷ましてから美華ちゃんにミルクをあげた