大好きな気持ち


意外な返事が返ってきてビックリしたけど、素直に嬉しかった


「はいっ!」


「じゃぁ、朝ごはんの準備しよっか?」


「はい!」


龍斗君ままの一声で私たちはキッチンに向かって準備をした。


お箸を並べ終えると秀斗君が重そうに美華ちゃんを抱っこしてリビングに入ってきた


私はサッと先回りしてソファーにタオルケットを敷いて秀斗君におろすように促した


そして、龍斗君ままが作ったミルクを秀斗君が美華ちゃんに飲ませているのを見ながら龍斗君を起こしに2階へ…


「龍斗君?」


そ-っと呼んでみるけどやっぱりまだ起きてないみたい…


「龍斗君!」


体を揺さぶりながら呼んでるのになかなか起きてくれない…


「もぉ!」


ガバッと布団をめくるとやっと起きてくれた


「おはよ!」


まずは笑顔で挨拶…


「おはよ…」


まだ眠そうな龍斗君を見てると新婚になった気分になる…


「もぉご飯できてるよ?」


せっかくのチャンスだから新婚気分を味わおうと、調子に乗ってみた(笑)


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