大好きな気持ち


「あいつの名前出すな」


はい?


あ…そこですか…


「ごめんなさい…」


別に私は悪くない気もするけど勝手に口が謝ってしまった…


「あっ順番来たね!」


観覧車に乗り込むときには日が沈みかけててちょうどよかった


なんかドキドキする…


漫画の読みすぎ??


でも、少し期待してる私がいる…


あ…


龍斗君高いところ無理だからそんなことあるわけ無いか…


って言うか私たちまだ中学生だし


展開早すぎか…


「うわ-きれ-!!」


夕日が海に沈んでいくところだった


もう少しで沈んじゃうな…


うわっ!


いきなり腕を引かれて足がよろけた


気づけば、龍斗君の隣の席に座ってた…


で、唇に感じるこの感触は何??


うっすら目を開けると、どアップの龍斗君が…


もしかして…


き…き…キス!?


嘘だ--!!


嬉しい!!


しかもここ頂上じゃん!!


夕日もちょうど見えるところ…


ファーストキスすごくロマンチック♪


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