大好きな気持ち
それから1週間くらい朝練は続いて、
朝早くから龍斗君に会える!
って思って、早起きなんて苦じゃなくなったんだ。
玲とちょっと早めに待ち合わせて体育館の前に座って、龍斗君が来るのを見てから中に入ったり、いつの間にか龍斗君中心に自分も動いてた…
練習試合と公式戦が迫ってきて、ボーッと龍斗君を見つめたりすることも減ってきて、自然と部活に熱が入っていった。
「凜-!教室行こ!」
「うん!」
教室に向かう途中、龍斗君に追い越されて、振り返りながら
「おはよ!」
って笑顔で言ってくれた。
それだけで、私の頬は赤く染まる…
「凜かわい-(笑)」
「もぉ-//玲のバカっ!」
「バカだよ-(笑)」
そんな話をしていたらあっという間に教室に着いた。
-昼休み-
「凜-明後日試合だよ??頑張ろぉね★」
「早いね-…」
なぜか、玲が大きい声で話しているような気がする…
「えっ?お前ら明後日試合?」
玲の声が聞こえてたんだ…
「藤原君はもう終わったの??」
「終わったよ!お前らも頑張れよ!」
「ありがと★」