大好きな気持ち
考え事をしていたら、いつの間にか起きてから30分が経過していた…
やっばぁ!!
それから、私は急いで準備して玲との待ち合わせ場所に向かったんだけど、15分も遅刻したから玲がいなかった…
先にいったよね…
私も早くいかなきゃ、遅刻しちゃう!
頑張って走って学校に向かった。
ギリギリセーフで教室に着いた。
「「おはよー」」
玲と藤原君の声が、一緒に聞こえてきた。
「おはよー」
私は笑顔で返す。
でも、今朝した胸騒ぎがまた始まって不安…
その顔が表情に出てたのか、
「どした?」
玲が聞いてきた。
「うぅん。なんでもないよ!」
なんとなく、言わない方がいぃ気がした。
だから、それ以上は何も聞いてこなかった。
それから、授業を聞いてたけど、胸騒ぎがなんなのかが知りたくて、あんまり頭に入らなかった…
そして、放課後…
「おい!南!」
「わかってるよ?」
なんか、すごく嫌な予感がした…
「みんなが出ていくまで待ってて?」
「えっ…?ぅん…」
この時、龍斗君が一瞬見せた表情を私は見逃さなかった。