大好きな気持ち


考え事をしていたら、いつの間にか起きてから30分が経過していた…


やっばぁ!!


それから、私は急いで準備して玲との待ち合わせ場所に向かったんだけど、15分も遅刻したから玲がいなかった…


先にいったよね…


私も早くいかなきゃ、遅刻しちゃう!


頑張って走って学校に向かった。


ギリギリセーフで教室に着いた。


「「おはよー」」


玲と藤原君の声が、一緒に聞こえてきた。


「おはよー」


私は笑顔で返す。


でも、今朝した胸騒ぎがまた始まって不安…


その顔が表情に出てたのか、


「どした?」


玲が聞いてきた。


「うぅん。なんでもないよ!」


なんとなく、言わない方がいぃ気がした。


だから、それ以上は何も聞いてこなかった。





それから、授業を聞いてたけど、胸騒ぎがなんなのかが知りたくて、あんまり頭に入らなかった…


そして、放課後…


「おい!南!」


「わかってるよ?」

なんか、すごく嫌な予感がした…


「みんなが出ていくまで待ってて?」


「えっ…?ぅん…」

この時、龍斗君が一瞬見せた表情を私は見逃さなかった。


< 69 / 254 >

この作品をシェア

pagetop