大好きな気持ち
なぜか、すごく安心して余計に涙が溢れた。
「……龍斗君」
「どした?大丈夫か??」
「…う…ん」
「なんか、教室出るときに、凄く嫌な予感がして気になって仕方なかったから来たんだけど、嫌な予感的中しちゃった…もぉちょっと早くこればよかったのに…ごめんな…」
「うぅん…龍斗君は悪くないよ…戻ってきてくれてありがと…私心のなかでずっと龍斗君の名前呼んでたんだ…」
ここまで言うともうわかるかな?
私の気持ち…
でも、ここで伝えてもいいかなって思ったんだ…
「えっ??」
「私ね龍斗君の事が「ストップ!」
「え?」
ビックリした…
やっぱり気持ち伝えたら迷惑なのかな…
「そこから先は俺が言う」
「?」
「南に言わせるわけにはいかねぇだろ…俺が考えてることはプラス思考過ぎるかもしれないけど…」
「いぃよ…何?」
「俺、南が好き!って言うか大好き(笑)」
何を言ってるのかはじめは理解できなかったけど、理解した瞬間、顔から火が出るほど恥ずかしかった…