大好きな気持ち
大好きって照れた笑顔がかわいくて思わずギュッって抱きついた。
「ちょっ!」
「あっ!ごめん…でも、このまま聞いて?」
「うん…」
「私ね、始業式の1週間後くらいから、ずっと好きだったんだ…」
「うん。」
そぉいぃながらも、龍斗君の心臓の音が早くなってる。
「でね、みんなに付き合えって言われたとき恥ずかしかっただけで、本当は嬉しかったんだ…でも、龍斗君に嫌われたくなくて…でも、付き合ってないって断言されたときはすごくショックだったんだ…」
「うん…」
「それからも、龍斗君の一言で一喜一憂して…泣いたり笑ったり龍斗君の事考えて眠れなかったり、部活で会えるのが楽しみで…」
「うん」
「私の中でこの気持ちはスッゴく大きくなっていったんだけど、この気持ちを伝えることで、友達って言う関係を壊したくなかったんだ…」
「うん」
「でも、なにかあると龍斗君の事ばかり考えちゃって…さっきも、龍斗君に助けを求めてたんだ…」
「そぉなんだ…全然わからなかった…」