大好きな気持ち
第三章~通じ合う想い~
・伝えたい想い
そぉ言って、照れながらも髪を撫でてくれた。
それが嬉しくて、ただでさえ赤いだろう顔がなおさら赤くなった。
ずっと、伝えたくて届いてほしかった想いが、きちんと言えてよかった…
もう好きっていう気持ちが溢れてたんだ。
どうしようもなくなってたけど、きちんと私の言葉で龍斗君に届けられて本当によかった。
それと、龍斗君と両想いだったなんて考えもしなかったから、今すごくビックリしてる気持ちと嬉しい気持ちが交差してる。
だって、ずっと目で追ってたあの人が今は私の前で微笑んでるんだよ??
それに、私のこと好きって…
まだ、信じられないよ…
「これからよろしくな!」
いきなり龍斗君に話しかけられてすごくビックリした…
「うん!こちらこそよろしくね!」
今、夢のなかにいるんじゃないかって思っちゃう…
龍斗君が私の彼氏になったんだもん!
私は龍斗君の彼女になったんだよ?
玲に言ったらどんな顔するかな?