紅き天
せっかく疾風と甘甘な生活を送るハズだったのに。



静乃は頬を膨らませた。



疾風、落ち込んでるんだろうな。



明日、朝一番に謝りに行こう。



家光様はもういないだろうから、一人で出歩いても大丈夫だろう。



静乃は寝間着に着替え、布団を敷いた。



お風呂は両親が寝てからでいい。



今は顔を合わせたくないもの。



夜中の入浴の為に静乃は早々に寝入った。










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