平凡な恋の話 No.2

 『あ、堂本せんぱ・・・い』

 私は声がした方みる

 そこにいた人物をみて

 思わず硬直してしまった・・・

 堂本先輩と一緒にいたのは・・・

 『か・・・か・・・』

 『どないしたん、みくちゃん?』

 堂本先輩が心配して

 くれていることにも気づかずに
 
 私はその人物の名前も呼べないで

 いつの間にかその場から

 逃げ去っていた

 『どないしたんやろうみくちゃん?

  なぁ、巧夜・・・

  おややぁ~?
 
  巧夜はん~みくちゃんと

  なんかあったんやろぉ~?』

 『は、はぁ?

  なんにもネェよっ!』

 『慌ててるのが怪しいなぁ』

 『なんにもネェよぉっ!』

 『あっ、巧夜!!

  わいさをおいて何処行くんやぁ?』















 
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