平凡な恋の話 No.2

 『歌を・・・

  歌を歌ってくれ、みくっ!』

 この時私はものすごい量の

 ‘涙’を流した・・・
 
 ‘歌を歌うのはもうやめよう’

 6歳の幼い私が心にたてた誓いは

 あっさり‘海我巧夜’という存在に

 破られてしまった・・・

 おばあちゃんが死んじゃってから

 この時初めて気持ちよく歌を歌った

 ・・・イヤ違うかも・・・

 歓迎コンサートの時にも

 海我先輩と一緒に歌った・・・

 その時もこんな感じに


 ‘気持ちがよかった’


 




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